今回のパスタソースは、レガーロシリーズの「トマトクリームの魅惑」。
レガーロは、「日本製粉(ニップン、nippun)」が製造販売するパスタソースシリーズです。nippunといえば、オーマイパスタシリーズでも有名ですね。
日清フーズの「青の洞窟」が青色をベースとしているのに対し、レガーロは「赤」を基調としたブランドとなっています。
最近では、斎藤工さんが出演するCMをよく目にしますね。
実はREGALOシリーズは、2017年に創設された商品で意外と歴史が浅いんです。今後、青の洞窟に取って代わる存在になる可能性を秘めているレガーロシリーズ。早速みてみましょう。
トマトクリームの魅惑、カロリーや原材料は?パスタソースを見てみる
「トマトクリームの魅惑」となんともお洒落な名前ですが、中身は蟹のトマトクリームソースです。
原材料を見てみましょう。
トマト・ピューレーづけ、乳等を主要原料とする食品、かに加工品(かに、食塩)、かにエキス調味料、トマトペースト、乾燥玉ねぎ、チーズパウダー、食塩、砂糖、植物油脂、チーズ、ブイヨンパウダー、にんにく、ワイン、唐辛子/増粘剤(加工でん粉)、調味料(アミノ酸等)、着色料(カロチノイド) (一部省略)
REGALOシリーズにしては、かなりシンプルな内容です。「乳等を主要原料とする食品」はクリーム系には必ずと言っていいほど入っています。「乳等を主要原料とする食品」は様々な食品の総称で、乳及び乳製品の成分規格等に関する省令、通称乳等省令によって定義されています。これだけ記載されても、何が使われているのか分かりませんが、多くの場合ホイップクリームのような生クリーム以外のクリームが多い印象です。
カロチノイド(別名:カロテノイド)とは赤色の色素です。英語で書くと「Carotinoid(Carotenoid)」となります。「-oid」は「〜形の、〜状の」といった意味があります。Carotin-oid、つまり、カロチン形の、カロテン形の、となりカロテンという物質と類似した化合物の総称を指します。カロテノイドの中には、β–カロテンやリコピン、アスタキサンチンなどが含まれています。赤色の色素は他にも、パプリカ色素やクチナシ色素、ベニコウジ色素などがありますが、カニなどの「甲殻類」の色素はアスタキサンチン、つまりカロテノイドです。ちょっとしたこだわりかもしれません。
【参考】:https://ejje.weblio.jp/content/andro-
次に1食(135g)あたりの栄養成分をみてみましょう。
エネルギー:117kcal
たんぱく質:3.6g
脂質:6.5g
炭水化物:11.1g
食塩相当量:2.8g
カロリーは117kcalとやや低めです。
クリーム系のパスタソースの中ではかなりヘルシー。
大塚食品が販売する「マイサイズシリーズ」という低カロリーを売りにしている商品があります。マイサイズの1食あたりのカロリーは、パスタ(150kcal)、パスタソース(100kcal)の合計250kcal。非常に低いです。ただ、欠点はパスタソースの種類が少ないこと。20kcalは飴玉1個程度の差ですので、代わりに用いるのもありですね。
REGALO トマトクリームの魅惑、味はおいしい?まずい? 【実食】
今回はオールインパスタとあわせて食べていきたいと思います。
封をあけると蟹のよい香りが広がります。
具材は刻まれた玉ねぎがほとんどです。赤色の塊も蟹ではなくトマト。カニは細かく刻まれているみたいで、身は確認できませんでした。
トマトクリームの甘さ、そしてチーズの酸味、そして蟹の旨味が広がります。チーズとトマトの相性が素晴らしいですね。蟹はパックを開けた時ほど風味も弱めですが、旨味はしっかり広がります。さっぱりとしたマスカルポーネチーズの酸味が絶妙で、飽きずに次々と食べすすめたくなります。
このソースは、決して「蟹」を前面に押し出してはいない印象。名前にも「蟹」は含まれていませんね。トマト、蟹、マスカルポーネチーズ、これらが絶妙に合わさって濃密な味わい、コクを造り出している、そんなソースです。
「蟹感」を楽しみたかったらセブンのかにトマトクリームがおすすめ。青の洞窟と若干類似していますが、REGALOの方がマスカルポーネチーズの風味が際立っていて私好みでした。
完食です。
【個人的評価】
REGALOシリーズの蟹風味トマトソース。カロリー控えめだが味はしっかり美味しい。マスカルポーネチーズの酸味と蟹の旨味が特徴的なトマトソース。
【【参考】】
日本製粉
https://www.nippn.co.jp/products/pasta_sauce/regalo_sauce/detail/1215960_4909.html