リニューアルしたオールインパスタを比較する【レビュー】

All-in Pastaシリーズはカップヌードルで同じみの日清から2019年3月に発売されました。健康志向が高まるなか、「完全栄養食」というワードは非常にインパクトがありました。同じく完全栄養食であるBase Foodも注目されていた事と、同様な商品がカップ麺大手企業の日清から販売されるということもあり、発売直後は1ヶ月待ちと全く買えない状況でした。

そんなAll-in Pastaが発売してから約9ヶ月、2019年12月16日ついにリニューアルされました。

ここでは何が変わったのかをリニューアル前と後を比べてみていきたいと思います。

オールインパスタの成分は？

まずは原材料を見ていく

リニューアル前

原材料は基本的には重量順で記載されます。

使われている材料は変わりませんが、少し割合が変わっているのがわかります。

なかでも、小麦粉の割合が増えている点に注目です。小麦粉を増やすことでよりパスタに近くなり、よりモチモチとした食感に近づけることができます。

そしてこの配合順、オールインヌードルと同じなのです。

具体的な詳しい割合まではわからないので、全く同じとは限りませんが、リニューアルによってオールインヌードルに近づいたという事になります。

確かにオールインヌードルの方が麺は美味しいなという印象はありました。

以降の添加物については変更はなさそうでした。

加工でん粉、調味料（無機塩等）、リン酸Ｃａ、増粘剤（アルギン酸エステル）、環状オリゴ糖、Ｖ．Ｃ、塩化Ｍｇ、甘味料（アドバンテーム）、ナイアシン、リン酸塩（Ｎａ）、Ｖ．Ｅ、ピロリン酸鉄、パントテン酸Ｃａ、Ｖ．Ｂ１、Ｖ．Ｂ２、Ｖ．Ｂ６、葉酸、Ｖ．Ｂ１２、（一部に小麦・卵・大豆を含む）「ほぐしオイル」植物油脂／Ｖ．Ｃ、Ｖ．Ｅ、香料、Ｖ．Ａ、Ｖ．Ｋ、Ｖ．Ｄ

カロリーやタンパク質の情報を見ていく。

殆ど変わってませんね。注目する点は糖質でしょうか。

小麦粉の割合が増えているのに糖質は減っていますね。小麦はほとんどが糖質だと思うのですが、どういう仕組みなのか気になります。

一方でカロリーは332kcalと据え置き。リニューアルして減った糖質4gは、約16kcalに相当します。ですので他にエネルギーになる何かが増えているはずなのですが、見つかりませんでした。

この値はほぐしオイルを入れた値です。入れなければ脂質はもっと少なくなります。使わなくても十分ほぐれるため、私は入れていません。

開封して実食。美味しくなった？まずいまま？

見た目はどう変わった？

次に見た目の変化を見ていきます。

パッケージデザインはリニューアル前後で変わりありませんが、大きさが変わっています。リニューアル後の方が一回り大きくなっています。

内容量は変わらず８８gのため、よりギュっと圧縮された感じでしょう。麺と麺の隙間が小さくなっていました。

味の方は？

袋を開けると同じみの独特な香りが漂います。見た目はほとんど変わっていません。ただ、パスタの色がリニューアル前と比べ少し薄くなっています。前は茶色みがかっていたのですが、黄金色です。そして表面に光沢があります。油を塗っているのでしょうか。

お湯を入れていきます。
パスタにはうっすらと塩味がついています。そのため、しっかりお湯を入れないと塩辛くなってしまいます。見ると油が浮いています。これはリニューアル前にはなかったと思います。

お湯を入れて６分。

パスタはお湯を吸って倍くらい太くなります。

とりあえず、ソースを付けずに食べてみます。

リニューアル前と比べて、オールインパスタ感が少し弱くなったかな？
味の方も独特な香りやエグ味もなくはないのですが、リニューアル前より弱いです。

食感もまだまだパスタとは言えないのですが、改善されもちもちするようになりました。

食べやすくなってる。

以前食べてダメだった人ももう一度トライしてみる価値はあります。

まとめ

９ヶ月の月日を経て、オールインパスタがリニューアルされました。
今回のリニューアルで何よりも嬉しいのが、よりパスタの食感に近づいた事。

一方、残念ながら独特な味は完全にはなくならなかったものの、かなり弱くなり食べやすくなりました。

以前食べてダメだった人も、もう一度試してみる価値はあると言えます。